2011年5月3日火曜日

5・3憲法集会

今年の5・3憲法集会は京都会館で行われました。

大盛況で、遅れて行った私は立ち見すら諦めてしまいました・・・。

入り口のロビーで購入した「九条酒」が唯一の集会に参加した証。
「九条酒」は京都縦断ぴーちゃりで振舞います(*^_^*)


「九条酒」を買ったところで「3・11を想う」という冊子をいただきました。

3月11日。東北を襲った未曾有の災害。
まだまだテレビに映る被災地は、地震、津波の爪あとが生々しい。
そして原発。
日本はこれから、原発に頼らないエネルギーを作り出していくことが必要なのでは。

憲法集会で講演された梅原猛さんの毎日新聞に載ったインタビューが「3・11を想う」に転載されていました。

「われわれ人類が原発なしでいかに生きていけるか、それが問われる事態になった。目をそらしてはいけない。やっぱり太陽光しかない。国は開発にももっと金を出しておくべきだったなあ。たしか原発依存率は日本は3割、るランスは8割でしたね。いまkらでも遅くはない。石油もいずれは底を突く。電気もガスもなかった江戸時代の人間が、現代の人間より不幸だったか?むやみにエネルギーを使わない文明を考えないとあかんなぁ」
(中略)
「原発反対は、もうひとつ強く叫べなかったんですよ。私が初代所長を務めた国際日本文化研究センターに関連する財団が設立されたとき、当時の関電社長に理事長になっていただいたり、東電の社長とも親しかったのでね。多少、遠慮したんです。それを後悔してるんです」

「もっときっぱり「反原発」の畑を高く掲げるべきだった」

と新聞のインタビューに答えておられます。


毎日、使う電気。
少しでも節電ができないだろうか。
一戸一戸の家の屋根に太陽光発電を備え付けられないだろうか。
国が原発にかけるお金を太陽光発電のソーラーパネルを備え付ける資金に運用できないだろうか。
地方に原発という大きな爆弾を押し付けていないだろうか。
自然にないものを作るだけ作って、浄化せずにほったらかしにしておいていいのか。
それはゆくゆくは自分たちの首を絞めることになるのに。
核からどれだけエネルギーを効率よく取り出せるかという研究よりも太陽光をどれだけ効率よくエネルギーに転換できるかを研究しよう。
原発に頼らなくても大丈夫。
原発によって雇用もあるだろうけど、原発しかないわけじゃない。

後悔はいつでもずっとずっとついて回る。今、「反原発」を掲げないと本当に後悔するのでは。
これ以上、住む場所を追われないようにするために。

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