2009年12月1日火曜日

☆韓国研修レポート③

再び韓国研修報告に戻りますョ(笑)
3日目午後はソウル市内に戻り、三・一独立運動の主要メンバーが在籍、卒業した中央高校を見学後、西大門刑務所跡へ。
日本の植民地時代、植民地政策に対して教育と産業をもって対抗するという派と、武力を頼んで実力で植民地支配を打倒するという派(=義兵)があったそうです。この義兵を捕らえて拷問を加えたのがこの西大門刑務所。ここで命を落とした義兵は何十万とも何百万とも言われているけど、本当のところは日本軍が資料を全て処分してしまったため、誰にも分からないそうです。
当時の拷問や獄中の様子を再現した人形などが館内にはたくさんありました。とても酷い事を当時の日本人はしたのです。それは分かってるんだけど、ここの展示に何とも形容しがたい違和感を私は感じてしまいました。でもそれをコトバに出したらものすごくいけないことのような気がして・・。だから案内をしてくれた韓国の歴史教師チェ先生と通訳のファンさんの次の言葉にとても救われました。
『・・1945年以降は日本の植民地支配に協力した親日派がここに入れられるべきだったのに、終戦後捕らえられ投獄されたのは、共産主義者や軍事政権に反対した人たちだった。この事実に関する記述はここにはほとんどない。色々な記念館に入る際には、是非考えてみてほしい。それはいったい何を記念し、何を後世に残そうとしているものなのかを…』
『西大門刑務所跡は日本=悪魔という構図で敵対的共存(相手の脅威を理由に自らの武装を正当化しそれがさらにヒートアップみたいな・・)を煽る施設。同じように戦争記念館では北朝鮮=悪魔という構図の展示。そうではなく、何故彼らはそんな事をしたのか、何故そんなことが起きてしまったのかをもっと考えさせる施設になって欲しいと私は思っている』
『韓国には戦争記念館はあっても平和記念館はない。戦争記念館をどうやったら平和記念館に変えていけるか。そういう努力をお互いにし続けて、また会いましょう』
韓国の歴史についてはそれなりに知っているつもりでしたが、日本の植民地支配という歴史を持ち、隣に北朝鮮という国をか抱える韓国で、平和運動や政治的な運動をしていくことの困難さはこの4日間で初めて知りました。現政権下で現政権を批判するもの=北朝鮮を利するもの=共産主義者という構図になりかねないこの国で、なお上のような発言ができるこの人たちの信念の強さにすごくすごく感動して勇気付けられて涙が出ました。この人たちに会えただけでも韓国まで来た価値があると思えるくらいに。
左の写真真ん中がファンさんとチェ先生です。ちなみにファンさんとは大阪JBで韓国班(←で同じ班だったグリーン病院の人たちとも再会できたんです☆)の通訳さんとして付いてもらって以来の再会でした。とてもステキな女性ですョ。皆サマどこかで会ったならぜひぜひよろしくお伝え下さい。
何だかまとまりませんが、以上ヤマダの韓国レポートでした。おわり。

2009年11月29日日曜日

平和学校卒業報告☆

韓国研修③をアップする前にナント本日、平和学校を無事卒業してきてしまいました。これはかなり反省デスネ・・・。

今回の全日本平和学校についてざっと報告します。
開講は7月、全国から65名の青年職員が大集合。京都からは紫野ヤマダと中央HPのみっちゃんの2名が参加してきました。ちなみに大阪からは6人も来てたんですョ。2年後は京都からももっといっぱい参加できたらいいな。
開校式では京都の皆にはおなじみ?安斉先生や、伊藤真氏、吉田満三校長先生のお話があり、平和について憲法について、そして日本の加害の歴史、韓国の歴史について勉強しました。
9月には3泊4日でいざ韓国へ。
そして11月、一人一人の、そして班ごとの今後取り組むアクションプランを作成、発表し合って無事卒業と相成りました。
それから勤通大憲法コースの受講、レポート作成なども卒業条件です。なんて書くと大変そうですが、私にもやれたし班の仲間とサポートしあえるし大丈夫です♪
最近はほんとに仕事に追われてばっかりで、だんだん性格悪くなってきたのではないかと真剣に悩んでたのですが、たくさんの事を見て聞いて学んで、そしてそれをたくさんの人たちと話し合ってつながって、とってもいい経験させていただきました。このステキな経験をピースアクションのみんなに平和塾のみんなに京都のみんなにどんどん伝えていきたいし、どんどんみんなにも参加してきて欲しいなと心から思いました。
取り急ぎ、この感動がうすれないうちに・・・。



2009年10月29日木曜日

☆韓国研修レポート②

三日目午前はナヌムの家へ。

大学のジェンダー論の授業で知って以来ずっと行ってみたい場所でした。行ってみたい、そんな軽い言葉を使うこと自体が憚られるような場所ですが。               
「私たちが強要に抗えずしてしまったことを歴史に残さねばならない・・・」韓国で最初に名乗り出た左の写真の真ん中に写っているハルモニの言葉です。
日本では従軍慰安婦、というコトバで知られていますが、ナヌムの家では「従軍」には自発的なニュアンスが含まれていること、また行為の主体を明らかにする意から「日本軍」慰安婦という呼称を使っているそうです。慰安婦問題は①帝国主義と植民地の問題②男女の問題③貧富・格差の問題の3つが合わさって起きたのだと説明を受けました。①は一番分かりやすい構図ですが、その国の中にある格差を利用するという点で③が一番悪質だと思いました。慰安婦にされたのはその国の契約書の文字も読めないような、貧しく教育を受ける機会もなかった女性たちだそうです。朝鮮人が多かったのは、植民地化された朝鮮が特に厳しい経済状況にあったから。声をあげる術を知らない人たちをまず犠牲にし、そして被害者が声を上げられないシステムを作り出す。権力者のすることはいつの時代もえげつないと本当に心の底から腹が立ちました。
右の写真は当時の慰安所の一部屋を再現したものです。暗くて湿っぽくてとても狭い、たらいと布団だけが置いてある部屋。この部屋をのぞき込んだ時の気持ちはどう言ったらよいのでしょう。私は反射的に逃げ出したくなりました。
戦争中は日本軍に強制的に慰安婦にされ、戦争が終わると日本が負けたことも知らされず、日本軍から、そして母国韓国からも置き去りにされた女性たち。故郷に戻ることも叶わず、傷ついた心と体をかかえて戦後の復興の中どんな苦しい思いをして彼女たちは生きてきたのだろう・・。一人の人間として、日本人として私はどんな顔をして彼女たちと向かい合ったらいいのだろうかと本当に打ちのめされたかんじでした。
それなのに、私たちを迎えてくれたハルモニたちはとても優しくて、握ってくれた手はとても温かくて、思わず涙がこぼれそうになりました。
写真のパ・ゴクソンハルモニの言葉です。
「いっぱい勉強してね。日本に帰ってこんなことがあったのだと、二度とこんな悲しいことは起こさないで欲しいと、私が頼んでいたとどうか皆に伝えて欲しい。こんなところまで会いにきてくれて本当にどうもありがとう。みんなで手をつないで。世界が平和になるよう・・・」
ハルモニたちが日本語をしゃべれること自体がまた悲しくて、でも私たちが知りたいと願って行動していることを、心から喜んで応援してくれて、ナンテ言ったらいいんでしょう。今思い出してもまた泣きそうです・・・。
人間の愚かさ、戦争の狂気、言葉にすると何だか薄っぺらくなってしまうけれど、人が起こす戦争はこんな風にいろいろな形で人を深く深く深く傷つける。何でそんな当たり前のことが当たり前に分からない時代になってしまうんだろう。 ソウル市内に戻るバスの中で一同しばし無言、放心状態でした。
つづく。

☆韓国研修レポート①

               
7月から全日本の平和学校に参加させていただいてる紫野ヤマダです。 先月、9月の10~13日にかけて韓国研修に行ってきました。 遅ればせながらちょっとだけご報告。 とても貴重な4日間を過ごしてきたので・・・。

←研修のスタートは日本の朝鮮侵略始まりの土地、江華島から。
不平等条約である日朝修好条規 (韓国では江華島条約)が結ばれた島です。
まっこりで平和に乾杯、ナンテのどかな写真ですが すぐ後ろは有刺鉄線に囲まれた軍事境界線、イムジン川の河口で対岸は北朝鮮という場所です。この写真を撮った直後、小屋から兵士がでてきて写真を撮るなと怒られました。銃を持った兵士に至近距離で怒鳴られて、結構本気で怖かったです。
たった3km先の、同じ言葉を話す民族が家族が友人がいる場所に自由に行くことすらできない。祖国が分断されているという理不尽さが少しだけ分かった気がしました。

2日目はご存知グリーン病院へ。
想像していたほど大きな病院ではありませんでしたが(笑)
ソウル市内唯一のインフルエンザ指定病院らしく、テレビカメラの取材もきていました。インフルエンザ対策で一応マスクをしていった私たちはすっかり注目の的。韓国ではマスクしてる人=病気の人みたいなイメージで、どうもマスクが敬遠されてるらしいのデス。
「労災闘争の末に勝ちとった韓国唯一の病院であることに誇りを持っている・・・」
(その労災闘争の原因が日本企業の東レにあったことを思うと、情けなくて恥ずかしい気持ちでいっぱいです・・・)
患者負担を増やさずにいかに必要な医療を行い、かつ病院の経営を成り立たせるかを考えながら、一人一人の患者さんの困難をその人だけのものとは見ずに、 必要があれば制度や社会へ働きかける。まさに韓国版民医連!とみんなで感動し、勝手にものすごい親近感を覚えてしまいました。
一民間病院でありながら(←ご自身でここを強調してましタ) 労働環境研究所という施設を備え、労働環境について直接労働者へアドバイスや教育活動まで行っていると。
誰の方を向いて誰のために医療活動を行っているのか、ものすごく明確ですよね。
と言っても理論ガチガチではなく、院内の雰囲気はとても穏やか。 看護師さんの制服はストライプでとってもかわいいし、廊下のそこかしこに絵や写真が飾られていて。
ただ病院としてではなく、住民の憩いのスペースとしても活用できたらとの思いから、とのことでした。紫野診療所も憩いのスペースとしては負けてないケド、どうもおしゃれ度が違う気がする・・・(笑)
つづく。

2009年10月27日火曜日

定例会議10月報告

10月16日(金)18時半より荒神口分室で定例会議を行いました。

 今回は、京都コンサートホールで作曲家・佐村河内守さんが作曲された「交響曲第1番」を演奏し、聴こう!という実行委員会に参加し、盛り上げていこうと確認しました。
 佐村河内さんは、被爆2世で「交響曲第1番」は広島の原爆について描かれたものです。
 佐村河内さんが作曲された曲でゲームソフト「鬼武者」の音楽が世界で高く評価されているそうです(スミマセン。聴いたことないです)。佐村河内さんは、全聾に加え、耳鳴り発作や抑うつ神経症、不安症などを病んでおられますが、核・原爆にとても強い怒りをお持ちなのだと、ドキュメンタリー「いま、広島が聴こえる」を観て私は感じました。
「 米国のオバマ大統領のプラハでの演説もあり、核廃絶の動きを加速させ、力強いものにするのは、市民の積極的な関与にかかっている。」 との思いから、京都で佐村河内さんの「交響曲第1番」の全楽章を聴こう、聴いてもらおうと、今準備段階です。


 次に!これがメイン!
 ピーチャリします!といっても今年は、ピースウォークな感じかな。
 今年は、伏見へ行きたいと思っています。
 伏見には、徴兵されて家族と最後の別れも告げられずに東南アジアへ出兵していった第16師団がありました。それらの戦跡を巡ろうと思っています。今回は、京都市内から・・・・いや、伏見も市内ですが。・・・自転車をかっ飛ばしていくのはちょっとしんどいなとか、準備がちょっと遅かったので、難しいのでは?ということで、足で稼ぎたいと思っています。酒蔵にも寄れたらいいなぁ。美味しいお酒が飲めたらいいなぁ。
 日程は11月23日(祝)です。参加者、募集しています!

 後、9Tシャツ!
 新色作ります!スタッフパーカーも作ります!みんなで9条をアピールしましょう!

2009年10月18日日曜日

旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画@京都2009


 旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画@京都2009

~韓国「ナヌムの家」から日本軍「慰安婦」被害女性・ハルモニ(おばあさん)をと日本人スタッフ・村山一兵さんを招いて~

 「ナヌムの家」とは、韓国の日本軍性奴隷被害女性たちが共同して暮らす家です。「ナヌム」とは「わかちあい」という意味です。1992年にソウル市初めて作られた家は、1995年に現在の緑豊かな京畿道広州市に移りました。歴史館も併設されています。毎年多くの日本人を含む訪問者があります。
 私たち京都実行委は、2004年より「慰安婦」問題の解決に向けて活動しているグループです。日本はアジア・太平洋地域を侵略し、軍の管理のもとで多くの女性たちに性暴力をふるい、監禁しました。1992年以降、被害女性たちの勇気ある告発によって国際的には問題にされてきましたが、日本政府はいまだにこの事実と向き合い、誠実な謝罪と補償をしていません。被害女性たちは高齢化し、たくさん亡くなっています。私たちはおばあさんたちと出会い、向き合うことを通じて歴史を学び、歩みを進めていこうと考えています。協力してくれるスタッフも募集しています。関心のある方はぜひご連絡下さい。


 時:11月29日(日) PM2:00~5:00 午後1:30開場
 場所:ひとまち交流館・京都  大会議室
 参加費:一般500円/学生300円/18歳以下無料
 主催:旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委
 連絡先:090-9981-6608 http://shougenkyoto.blog70.fc2.com


 先の戦争で日本が犯した罪を未だに認めない政府。私たちは日本人である以上、未来に向けて前向きに生きていくために、過去の過ちを認め、償わなければいけないと思います。個人個人が償うのではなく、政府に私たちが働きかけていかないといけないと思います。それはとても大変なことですが、こうして真実を知り、広めて、仲間を増やして活動していきたいと思っています。

 これをみて少しでも関心を持たれた方は、そっと覗きに行ってください。ハルモニも必ず、喜んでくれることでしょう。

2009年6月19日金曜日

6月定例会議

6月の定例会議を行いました。
今回は、場所が変更となり私の病院の会議室で細々と行いました。
色んな院所で会議を行うのもいいかも。。。

今回は、小森陽一さんのインタビュー記事の読み合わせ。
読み終えてから、「これ前も読み合わせしたよね?」
(・・・覚えてない(爆))多分、私の体調が悪かったときでしょう。

・・・とにかく、読み合わせの中では、
「小沢一郎」がどんな政治家なのか?というお話しが出てきました。
「小沢一郎」は、
 ・自衛隊を初めて海外に派兵する論理を作り、実際海外派兵をさせた、その時の自民党の幹事長だった人間。
 ・憲法前文を拡大解釈して、自衛隊の海外派兵を可能にすることに道を開いた。
 ・9条があるから日本は国際貢献ができない。普通の国にならないといけない。という議論を展開。
 ・日米安保条約に基づいて国連安全保障理事会の決議があれば、完全武装の自衛隊を海外派兵してよいとの持論を持つ。
要約?すれば、「小沢一郎」は、今は民主党にいるけれども、元々自民党でその根本はなんら自民党も民主党も変わらないということで、もしかしたらもっと質が悪いと思われる。と私は解釈しました。

 人の上辺だけをみて、判断してはいけないということの見本ですね。

 次に夏の風物詩。「ピースカーニバル」です。
 7月18日(土)にピースカーニバルを行います。原水禁壮行会です。
 全院所の原水禁世界大会に参加される方を交流も兼ねて力いっぱい、長崎へ送り出そうという企画です。原水禁世界大会に参加される方のみならず、過去に参加したことのある人、平和塾1期生、2期生、ピースチャレンジャーの人、等平和をこよなく愛する人たちに参加して欲しいです。
 当日には是非とも9条Tシャツを着て参加してください。
 持ってない方は、在庫もありますのでお問い合わせ下さい。

 e-mail:peaceactionkyoto@gmail.com

2009年5月21日木曜日

5月2日憲法集会へ~




遅くなりましたが、5月2日の憲法集会の報告をします!!


当日は4600人もの人が参加し、開場時間に行ったにも関わらずもう席は満杯の状態でした。(去年は開始時間に行っても座れたのに…)早い人で10時くらいに来られていた方もいたそうです(!?)。


本当に暑い日で、冗談じゃなく途中で意識が朦朧としていましたが、寂聴さん・益川さんご両人の話はとても面白かったです。



寂聴さんはお話が本当に上手かったですね~☆会場は笑いの渦でしたo(≧▼≦)oでも、戦争の体験談はすごくリアルに感じられましたし、その体験に基づく戦争反対の思いがひしひしと伝わってきました。「良い戦争はない。戦争は人殺しです。」というくだりが一番印象的でした。たった一日でも戦争が行われれば人が死ぬんだ、ということを肝に銘じなければと感じました。



益川さんはすごく理論的で、「9条を変えて政府が得たいものは「交戦権」だ」という話に目からウロコでした!!認めたくはないですが、現在ソマリア沖まで出張っていたり、自衛隊は色んな事をできるようになっています。本当に政府がやりたいことが何なのか、よく考えないといけないなと実感しました。でも、最後の「とりあえず、私は戦争が嫌いです!!」という一言が一番嬉しかったです。






うん、本当にこの2人のお話聞けて良かったです☆☆☆☆♪

2009年5月15日金曜日

5月定例会議



5月の定例会議を行いました。

今日は、なんと!新しい仲間が増えました。
新歓オリエンテーションの紹介をみて、すぐにメールをくれていました。
・・・にもかかわらず、2週間くらい放置していました(^◇^;)
そんなことにもめげずに参加してくれました。
嬉しいことです。

新しいメンバーが来てくれたので、脱線せずに真面目に会議をしようかなという私の目論見はまったく労を巧せず、脱線ばっかりでのらりくらりと会議は進みましたが、これからの参加を期待しています。

今回の会議は、5月2日の円山公園で行われた憲法集会での寂聴さんの講演の読み合わせを行いました。A4の紙が4枚!ものお話しをあの暑い日に熱い人たちの前でされたというのですから、寂聴さんはまだまだお若いですね。
寂聴さんのお話しの中で印象的な言葉を紹介します。
「戦争反対というのは身を挺して、生きているかぎり戦争反対しなくてはいけません。」
「たとえ捕まって牢屋に入れられても戦争反対を貫こうと思っております。」
寂聴さんは、太平洋戦争を体験されました。あの悲惨な戦争を体験し、生きてこられました。
体験にそったお話しは本当に心に響きます。私たちはそんな体験はないけれど、体験された人の話を聞き、想像力を働かせて自分の体験のように自分の中に取り入れて次世代に語り継ぎ、戦争を起こさないように起こさせないようにしなければいけないと思います。
5月は憲法記念日があるということで、各地で色々な取り組みがされます。時間を作ってそういった取り組みに是非、参加したいものです。

今年もピースカーニバルを行います!
規模は小さいですが、各院所の原水禁世界大会に参加する人たちや参加した人たち、平和塾二期生、一期生、ピースアクションのメンバー等等を交え、楽しく過ごそうと企んでいます(いるはずです)。
7月18日を予定しています。こぞって参加してください。

2009年4月20日月曜日

4月の定例会議をしました

4月17日に、定例のピースアクション会議をしました。
・・・といっても私は遅れていってしまったのですが・・・
(写真→は先日平和塾生が作った韓国ナヌムの家に送る寄せ書きタペストリーです。)
今日は学習として、ソマリア沖の海賊対策のための自衛隊派兵についての記事や、9条を守る取り組みなど読みあわせをおこないました。
また5月3日は憲法記念日ということもあり、これから行われる企画やとりくみについて紹介しました。
大きな企画としては、5月2日(土)14時~京都の円山公園にて『憲法集会in京都』が行われます。
記念講演は、「今、9条が輝くとき」というテーマで瀬戸内寂聴さんと先日ノーベル賞を受賞された益川敏英さんが講演されます。
ビッグな二人の企画になるので、なかなかおもしろそうですね(^_^)

また、「くまのみの会」という辺野古沖の基地建設を反対している団体のビラに「ジュゴンの折り方」が書いてあったので、折ってみたりもしました。
ジュゴンに見えるような見えないような見えるような・・・(写真を撮ればよかった!)
最後には、夏恒例の平和企画「ピースカーニバル」についての相談。
規模は?場所は?内容は?メンバーは?・・・などいろいろ話し合いました。
昨年開催した平和塾で、熱い思いを持ったメンバーが一緒に企画してくれるように準備を進めたいと思います。
楽しみですね~(^^♪
終了後はいつもどおり、お好み焼きに行きました。
みんなで食べるご飯は美味しい!

2009年4月1日水曜日

歓迎★新入職員のみなさん(*^^)v

今日は新入職員オリエンテーションがありました。
わがピースアクションも、オリエンテーションの中でちょっとだけ紹介タイムを頂き宣伝を・・・。

11月のぴーちゃりのスライドショー(音楽♪付)を流しつつ、これまでの活動を紹介してきました。
並べてみるといろいろやってるなあ(*^_^*)

今日は参加できなかった仲間から、メッセージを預かり紹介もしました。
いい内容だったのでここでもご紹介しますね。

*********************************
せっかく、民医連に就職して平和活動をできる環境にあるんだし、興味がなくても仕事の続きみたいな感じで一回は活動に参加してみてほしいなあ。一人の人間としてだけでなく、一人の医療人として人の命を守るというのはどういう事なのか、また、人の命を簡単に奪う核兵器や戦争について学んでほしいと思います。
決して、自分には関係ないから自分が戦争したんじゃないからじゃなくて過去に私達の祖先がしてきた事実を知り受け止めて自分にできる事を探してしてほしい。今、私達が毎日ゴハンを食べたり仕事したり当たり前に生活しているのは平和だからです。その平和を作りあげてきてくれたのは、私達が仕事で接している人生の先輩である患者さんたちでもあります。その人たちの生きた時代を知るためにも作り上げてきてくれたものを二度と壊さないためにも平和活動に参加してほしいなあ。
**********************************
1年前にピースアクションで出会ってから、ずっとフルパワーでやってきたよね。
いつも彼女のまっすぐさに元気をもらいます。

同じく今日から入職2年目になる仲間も、この1年を振り返って感想をみんなの前で話してくれました。
「平和のことを一緒に考える場がある、というだけでなく
仕事の話などいろいろ話せて楽しいですよ~」
なんて嬉しいことを言ってくれます♥
実はすごく緊張していたらしいケド、ほとんどわからなかったよ。

新入職員のみんなにも伝わってるといいな。
次回の会議は、4月17日です。またニュース作らなくちゃ。

(写真は、saeさんより差し入れの手づくりシュークリームです。めちゃウマでした(^^♪)

2009年2月17日火曜日

市民ミュージカル公演迫る!

気がつけば、2月も半ばを過ぎてしまってあっという間に3月にさしかかろうとしています。

3月と言えば、14日、15日に京都で市民ミュージカルが公演されます。
一般市民から出演者をオーディションで選ばれた人達が今、すごいがんばって練習しています。
このオーディション、60名選ばれるところに120名もの応募があり、急遽出演者を増やそうということになり100名が選ばれました。あまりのハードな練習(時間的にも体力的にも)のため、脱落者もいましたが、出演者の方々はがんばっています。

その練習風景がYou Tubeで観られます。アドレスは下記です。

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=6juW4T_LGzU

是非、観にきてください。

憲法を題材にしたミュージカルですが、全然堅苦しくないですし、面白いです。
でも、この日は憲法のことを少し、考えて欲しい、知って欲しい日です。



チケットの問い合わせは2009市民ミュージカル実行委員会TEL:075-231-3730に。

2009年1月19日月曜日

缶バッチ作成!!o(≧▽≦)o

1月16日(金)、2009年一発目の定例会議を行いました。

内容は、元日本兵士の方の体験談を聞く企画を3月or4月らへんでやろうかという話と4月の新入職員オリエンテーションについて少し話し合いました。
早いもので、もう新歓の季節です。1年前は聞く側でしたが、今年は話す側になるのでしょうか・・・??今年はピースアクションの紹介ミニチラシを、新入職オリの時に資料に紛れ込ませる作戦です。

そして今会議のメインイベント・缶バッチ作製!!
借りてきた作製機は意外と小さく、家庭用かき氷機を彷彿とさせるものでした。
みんなが描いたデザインを使って作っていきます。

さて、実際に使用方法を見ながら作り始めましたが、これがまた難しかったです。(私が不器用だっただけでしょうが・・・)あーでもない、こーでもないと言いながら、なんとか完成!!なんだか大仕事をやりきった充実感がありました。慣れてくると、ガシャコンガシャコンと作製機をフル稼働させて作っていきました。
かわいいバッチが沢山できましたよ☆☆

2月は14、15日に広島・岩国・牡蠣・平和ツアーがあります。美味しいものを食べながら、平和について沢山考えに行きましょう。

2009年1月7日水曜日

今年もどうぞよろしく!

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
今年も楽しくピースアクションしていきますので、どうぞよろしく!

あっと言う間に年末年始が過ぎてしまいましたが、みなさんはどのように過ごしましたか?
私はいつもながら実家に帰り、ゴロゴロゴロと・・・・
癒されてきました(^。^)/

そんな中、年明けに、はじめて祖母の戦争体験を聞きました。

富山でも大空襲があったこと。
山から見えた一面の焼け野原。
農家だった祖母の家では大量のおにぎりを作り、長い距離を担いで配って歩いたこと。
(もちろん命令によって。)
空襲から逃げた後に飢えて苦しむ人々の姿。
熱くて川に逃げ込む人々の山。
流れていく死体の姿。

「戦争は地獄やから、絶対にしたらあかんのやよ。絶対に。」
と何度も何度も語っていました。

祖母の口から、戦争の悲惨さが語られるのは不思議な気がしましたが、
同時に、戦争体験をぐっと身近に感じることができました。

昔から、戦争の話をしてくれた祖父は(もっぱらロシアの話ですが)、認知症が進み話すこともままならなくなってきました。

今のうちに聞いておかなくては。この体験をつないでいかなくては。
と思った年の初めでした。

みなさんも、まだ身内の話は聞いたことがないという方はぜひ(^_^)