2012年2月11日土曜日

★バイバイ原発 3.10 京都

コレ行く?
うん、行ってみようかと思ってる♪♪

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「私たちの教室からは米軍基地が見えます」

私たちの教室からは米軍基地が見えます―普天間第二小学校文集「そてつ」からのメッセージ                      

私たちの教室からは米軍基地が見えます
ー普天間第二小学校文集「そてつ」からのメッセージ

ブックレビューなんてものじゃないんだけど、おまけに人に借りた本なんだけど。とってもはっとさせられたのでご紹介。この本は沖縄タイムスの記者サンが、普天間基地とまさにフェンス一枚隔てた普天間第二小学校が毎年作っている在校生の文集「そてつ」の詩や作文の紹介し、そして今大人になった彼ら彼女らへ取材して書かれたもの。2011年9月出版だから、原発問題と絡めた指摘も結構するどいデス。

「・・介護の仕事を通じて接する高齢者から学ぶところが多いという。自分は基地があるのが当たり前という環境で育った。が、戦争体験のあるお年寄りは、基地がもともと沖縄にはない「異物」だと捉えている。そのことが新鮮だった・・」
うん、そうだよね。今目の前にある状況が決して当たり前ではないということ。それに気づくことって簡単なようで難しい。平和塾の一期生の看護師さんの「戦争について学ぶということは、今私たちの目の前にいるお年寄り達がどんな時代を生きてきたのか、どんな思いをして今の世の中を築いてきてくれたのかを学ぶことだと思う」という感想を思い出しました。
基地はなくなった方がいいという素朴な思いと、基地への経済的依存も無視はできなくて、相反する複雑な感情に苦しむ普天間第二小の卒業生たち。望んでもいないなのに基地容認派と反対派に二分されて苦しんでいるのは、そこに基地を置くと決めた人たちじゃなくて、今そこに住んでいる人たち。「基地はつくらないといけない、だから代替施設が必要という固定観念」や「原発も米軍基地も必要という前提で語られる」のは一体何故なんだろう。

私は2年前に参加した 4.25沖縄県民大会(→コチラ)の光景がやっぱり忘れられないのです。
「未来は私たちの手の中に」
そう、明日は宜野湾市長選挙の投票日ですね。