2008年9月19日金曜日

9月の定例会議をしました

今日は、9月の定例会議。7人が参加しました。
(ピースアクションしたい方は、お気軽に参加下さいね★)

議題 1 「エコバッグ」づくり
デザインとカラーが提案されました。(右はデザイン案)
人気の9Tシャツからそのままデザインを持ってきて・・・
でもすこし変化が加わりました。
色は「青系」「緑系」「アース系」などの意見が。
どんな風になったのか、出来上がってのお楽しみです(^。^)♪

議題 2 「ピーチャリ2008 in 嵐山」
THE 観光地!とも言うべき秋の嵐山が今回のコースです。
デコチャリに乗り、9Tシャツを着て、アピールしながら戦跡めぐり。
渡月橋・大覚寺・常寂光寺・清滝。どこも紅葉の美しいところばかり。
でもひっそりと、戦争の跡が残されているのだそうです。
観光地で果たしてどこまでチャリに乗れるのか・・・?
お昼ご飯は一体どこで食べるの・・・?
宣伝できる場所ある・・・?
雨が降ったら・・・?
といろいろ検討しながら、一度下見に行ってみることにしました。
下見の様子もまた紹介したいと思います。


最後はお決まりの「お好み焼き」へGO!
今日は「バースデー焼」というお好み焼きが3段重ねになったのを食べました。
そう、注文したのはピーチャリ企画の先頭に立つあの方です。
相変わらずいい食べっぷり!見ているだけでビールが進みました(笑)

2008年9月4日木曜日

平和塾 第3講 ~戦争体験の聞き取り~

今日は平和塾の第3講、「戦争体験の聞き取り」に参加してきました。

2班に分けて行われ、1班は小高さん(原爆症認定訴訟の原告)、2班は奥村さん(元従軍看護師)の話を聞き取りました。私は2班にまぜてもらいお話を聞きました。

奥村モト子さん(83歳)は日赤の「戦時救護班」として戦地に赴き、従軍看護師となってフィリピン・マニラの地で兵士の治療にあたっておられた方です。

そのお話は、実に具体的でした。

「隣を歩いている人の吐くツバにウジが混ざっていた。よく見ると鼻のところがやられてそこからウジがわいていた。」
「食べるものがなく、たんばく質を取らなくてはと思いおたまじゃくしを捕まえたが、煮たらとけてなくなり目玉だけが残っていた。」
「川の対岸から、逃げ惑う人をアメリカの兵隊が笑いながら戦車でひき殺していったのを見た」
など、怪我や病気の状態や亡くなる姿、逃げる中で飢えに苦しみながら生き延びた話など想像を絶する世界をリアルに教えていただきました。

その中で印象に残ったのは、逃げる際に負担になった患者さんたちを兵士から「始末するように」と命令された時のことです。
戦火が迫っており、患者さんからは「私たちのことはいいから、早く逃げて」という声もあれば、「看護師さん、私たちを置き去りにしないで」という声もあり、つらい状況にありました。
それでも奥村さんは「私たちは赤十字の元、ここにきています。兵隊では有りません。患者さんを殺すことはできません。」
と、はじめて兵士の命令に反論したそうです。

戦争にあっては、人の命を助ける看護師であっても殺せといわれる事実。
その中でも殺さないと言い切った奥村さん。
「正義の戦争」と言われてきたけれど、戦争とはなんと悲惨なことなのかと思い始めたそうです。

お話を聞いていて、戦争は体験した人でないと分からないひどく過酷な状況であることを改めて実感しました。
戦争を知らなければ想像できないような、ひどく残虐な世界でした・・・。
気さくに語ってくれた奥村さんも、淡々と話すなかに葛藤や後悔が混ざっており、つらいお話を何度も語り聞かせてくれているのだと思うと胸が詰まりました。

聞いた私たちがこれから何をつないでいけるのか。
次の講座では、聞き取りのまとめを行う予定です。
みんなの感想とまとめが楽しみです。